よくある質問
ToXivとはなんですか。
ToXiv（トカイブ）とは名古屋大学のアカデミック・ライティング教育部門（名古屋大学ライティングセンター、Mei Writing）が岐阜大学イングリッシュ・センターと連携し運営しているe-printサービスです。ToXivは、学術論文のプレプリント（査読前論文）、研究（調査）報告書、総説（レビュー）、博士論文要旨を主としています。 東海国立大学機構(THERS)とその加盟大学である名古屋大学および岐阜大学の大学院生、研究者、大学教職員、その他加盟団体がこのToXivの研究をアーカイブすることができます。
ToXivで扱っているものはすべて自由に利用できます。すべての著作権は著作者に帰属します。また、ToXivで扱われている研究はジャーナルや他のリポジトリなどでも公開される場合もあります。
ToXivが扱う研究分野はなんですか。
ToXivは、東海国立大学機構 に加入している岐阜大学、名古屋大学におけるあらゆる分野の調査およびその他の学術研究を扱っています。これには、科学、社会科学、人文科学などの専門が含まれます。
どのような種類の論文が提出できますか。
ToXivは、学術論文だけでなく、出版の可能性のある研究中のものも扱っています。さらに、学術的または芸術的 研究のレビュー、および岐阜大学または名古屋大学の博士課程の学生によって最近完成された博士論文の要旨または要約も扱っています。
提出物は著者の原著論文でなければなりません。すべての共著者は、自身の研究をToXivアーカイブに載せることに同意する必要があります。また、著者は、提出物が他人の著作権またはその他の知的財産権を侵害していないこと、および剽窃された内容が含まれていないことを確認する必要があります。著者は、自身の研究を投稿・配布するライセンスをToXivに付与しなくてはならないため、ライセンスを付与する権利を持っている必要があります。
論文はいつ掲載されますか。
現時点では、ToXivはまだ調整中です。
一般的には、提出いただいたものは、できるだけ早く掲載するつもりです。問題がない場合は、提出後約1週間で論文が掲載されます。しかし、問題がある場合は、再度送っていただく場合があります。
ToXivを運営しているのはどこですか。
ToXivは、名古屋大学教養教育院アカデミック・ライティング教育部門（Mei-Writing）が中心となり 、岐阜大学イングリッシュ・センターおよび、名古屋大学、岐阜大学、東海国立大学機構の教職員、研究者、スタッフ、学生とともに、運営されています。
論文はToXivで査読されますか？
「モデレーション」とは何ですか？
ToXivは論文を査読しません。ToXivで扱う研究はモデレーションされます。 モデレーションとは、論文をチェックし、従来のジャーナルで査読の対象となるタイプの学術論文であることを確認することです。ただし、このモデレーションは査読ではありません。ToXivは論文の科学的な内容を評価せず、著者にフィードバックはいたしません。
一般的に、モデレーターは、提出されたものがモデレーター自身の研究分野で学術的に関心があることを期待しています。通常、学位論文、授業での論文、研究の提案、ニュース、または学術的性質を持たないその他の執筆は受け付けません。執筆物は独創的で学術的価値があるものでなければなりません。したがって、同じ著者による同じトピックに関する複数の記事が拒否される可能性があります。
著作権を放棄する必要はありますか？自分の論文を他の場所で公開できますか？
著者は自身の論文の著作権を保持しており、ToXivに永久かつ非独占的ライセンスを付与することになります。つまり、ToXivは利用者に論文を配布できますが、著者は他のすべての権利を保持しているということです。
出版社の多くは著者が著作権を譲渡しないという条件で、論文を受け付けていますが、論文を提出するジャーナルの規約に違反しないか確認する必要があります。
著者はToXivに論文を投稿するためには、自身の著作物の著作権を保持しているか確認する必要があります。一般的には、他の出版社に著作権を付与していない限り、著作権を所有していることになります。論文がすでにジャーナルに掲載されている場合は、発行元にご確認ください。著作物がすでにジャーナルに掲載されている場合、または出版のためにすでに投稿している場合は、機関リポジトリに掲載する方が適切な場合があります。以下をご参照ください。
ToXivに連絡するにはどうすればよいですか？
ToXivのメール: ToXiv.mail@gmail.com
名古屋大学教養教育院アカデミック・ライティング教育部門: meiwriting@ilas.nagoya-u.ac.jp